life onboard
『カヤオ(ペルー)寄港/ビジャ・エルサルバドル編』
11月28日(水)、29日(木)

 こちらは、ペルーでの交流プログラムから。首都・リマの中心部から15kmほどに位置する「ビジャ・エルサルバドル」というスラム街を訪れました。

 ペルー全域から人々が移り住み、生まれたというこのスラムですが、世界の注目を集める場所でもあるのです。
 それは、この街の自治システムによるもの。ここは、スラムに暮らす住民自らが協力し、「街作り」を行っているんです。自分たちで医療や学校に関するシステムを作り、スラムの「自治」を行う――こうした取り組みは世界でも類を見ないたいへん画期的なものなんだそう。


 こちらの写真は、ビジャ・エルサルバドルの「子ども劇団」を訪れた際のもの。もちろんこの劇団も、ビジャの住民たちによって作られたもの。演劇などを通じて、子どもたちの生活に希望を与えようと生まれたそうです。劇の上演はもちろん、子どもたちへのワークショップなども行っているそうです。
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