ひと―参加者インタビュー
 長沼 志(ながぬま・のぞみ)さん (京都府出身、22歳)

船に乗る前は?:
 大学生。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 海外好きのバイトの先輩から紹介されて。

59回クルーズへの参加を決めたのは?:
 海外に行くことが好きだったんです。旅行会社への就職を考えていることも、きっかけのひとつですね。それに、このクルーズは行きたいと思っていた中東や南米が航路に入っていたから。大学を休学するのにいい時期だったというのもあります。

これまでで印象深い寄港地は?:
 ヨーロッパの国々。イタリアからスペインまで船を一時離れて、ナポリやローマ、バルセロナを6日間めぐりました。観光地めぐりはもちろん、蚤の市に行って買い物をしたり、カテドラルの前で朝食を食べたり…ゆっくり満喫できました。

船のお気に入りの場所は?:
 スポーツデッキ。毎日バスケットボールをしています。

最近食べた美味しいモノは?:
 ナポリで食べたマルゲリータが絶品でした!

最近参加した船内企画は?:
 「バスケ好き集まれ」というバスケ企画で、毎日楽しく汗を流してます。いろんな年代の人と仲良くなれるスポーツっていいな、と思います。

最近買ったお土産はありますか?:
 ペルーで動物が描かれたカラフルでかわいいタペストリーを。それから、いずれ生まれてくる自分の子どものためにポンチョを買いました(笑)。それから、イースター島でお姉ちゃんに頼まれた、ラパヌイの文字が書いてあるプレートも。

一言メッセージ:
 次にピースボートに乗る時は、ケニアでサファリツアー(ゲームドライブ)に参加したい。
 多賀 豊さん (岡山県出身、36歳)

船に乗る前は?:
 大工です。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 たまたま見た、日本経済新聞に広告が出ていて。

59回クルーズへの参加を決めたのは?:
 広告に載っていたモアイ像の写真に誘われました。また、いろいろな出来事が重なった時期で、少しのんびりもしたかったし、自分の中でのタイミングが良かったから。

これまでで印象深い寄港地は?:
 ペルー。マチュピチュ遺跡は、インカの歴史を勉強してから見学したら、もっと面白いものになると思いました。それからイースター島。絶海の孤島に建つモアイ像の神秘的な魅力に子どもの頃から憧れていたので、実際に行くことが出来て良かったです。

船のお気に入りの場所は?:
 ヨットクラブの上のデッキ。海が一望できて解放感がある。よく太鼓の練習に使っている場所でもあるので。

最近食べた美味しいモノは?:
 イタリアで食べたパスタ!

最近参加した船内企画は?:
 洋上卓球大会。

最近買ったお土産はありますか?:
 ペルーの天野博物館で、オリジナルグッズを。

一言メッセージ:
 「今に感謝」、過去を悔やんでも仕方がない。未来を不安がっても始まらない。今生きていることに感謝しています。この船旅でいろいろな人に出逢いました。人生は出会いと感動の旅です。短い人生「今」できることを楽しみましょう。
 大河原 喜久子さん (愛知県出身、61歳)

船に乗る前は?:
 心理学講師を。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 15年前にチラシを拾いました。

59回クルーズへの参加を決めたのは?:
 ヨルダンのペトラ遺跡に行きたいと思っていたから。

これまでで印象深い寄港地は?:
 ヨルダンとマルタ。ペトラ遺跡と、青の洞窟が素晴らしかった。世界遺産をめぐることが好きなんです。

船のお気に入りの場所は?:
 ヘミングウェイバー(7F中央にあるバー)。音楽を聴きながらくつろげるところがお気に入りです。

最近食べた美味しいモノは?:
 ペルーのセビーチェ。

最近参加した船内企画は?:
 「夜王」と名付けたチャリティー・バーを自分で企画しました。

最近買ったお土産はありますか?:
 イースター島でモアイのネックレスを。

一言メッセージ:
 自分も楽しめたし、人を楽しめることができる。ピースボートは大・大・大好きだよ!!
 小島 大典さん (埼玉県出身、25歳)

船に乗る前は?:
 会社員。建設業で、電気関係が専門です。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 友人が以前のクルーズに乗船したことがあって、話を聞いて興味を持ちました。

59回クルーズへの参加を決めたのは?:
 イースター島やマチュピチュ遺跡、アンコールワットなど、興味のあるところが航路に入っていたから。特にアンコールワットには昔から行きたいと思っていたんです。

これまでで印象深い寄港地は?:
 意外にも良かったのがマルタ。ゲームの世界のようなキレイな街並みが気に入りました。

船のお気に入りの場所は?:
 ジャグジー。毎日、入れる時間を見つけては入ってます。

最近食べた美味しいモノは?:
 この旅では食べ物ではハズレなしなんです。特に良かったのはギリシア。郷土料理が食べれられるレストランに行ったんです。店のオーナーが入り口で店全体をちゃんと見てて、全部指示出しをやってる。もてなしも、料理の味も完璧。素材の味がちゃんと出ていて。サラダなんてドレッシングなしなのに十分美味しい。あったかみのあるレストランでした。

最近参加した船内企画は?:
 卓球大会。同室のみんなで参加して、誰が一番勝ち残れるか競争しました。

最近買ったお土産はありますか?:
 イースター島でモアイ・グッズを。それから、旅の最後のフォーマルディナーでは、同室のメンバー全員で、パナマで買ったポンチョを着る予定です。

一言メッセージ:
 あと1ヶ月ですから、まずは残る時間で生活のリズムを戻します(笑)。下船したら自分で会社を立ち上げたい。建設業界では、世界で日本はトップレベル。実際いろいろな国で人々は「仕事が欲しい」と言っていたから。日本国内でも建設業の労働力は少ないし、日本は技術を提供したら、そこにビジネスのチャンスがあるのではないか。相手の国も衣食住の「住」の部分が向上するし。そんなところから世界が良くなってくんじゃないかなと思います。
 毛利 勝夫さん (神奈川県出身、62歳)

船に乗る前は?:
 自営業。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 新聞広告と、私の恩師のホームページを見て。

59回クルーズへの参加を決めたのは?:
 南半球に行ってみたかったから。特に、ガラパゴス諸島、マチュピチュ遺跡、イースター島には行きたいと思っていました。

これまでで印象深い寄港地は?:
 ガラパゴス諸島。ピースボートの「森再生プロジェクト」に参加し、現地で植林をしました。それからアシカと一緒に泳いで…。動物たちと間近に出会い、「別世界」とも思えるような、不思議な世界を感じました。
 それからマチュピチュ遺跡。まさに空中都市。インカ文明の素晴らしさと美しさに感動しました。グアラナオ(ベネズエラ)も印象深い。幼稚園や小学校、ろう学校での子どもたちとの交流が思い出深いです。

船のお気に入りの場所は?:
 デッキ。日々変わる海の色や、雲、朝陽、夕陽、そしてイルカやトビウオ、アホウドリなどを見ることができる。自然の豊かさをヒシヒシと感じます。

最近食べた美味しいモノは?:
 シンガポールを出港した後に洋上で行われたフルーツパーティーで食べた、南国フルーツの数々。それから、ペルーのスイスホテルで食べた日本食も美味しかったです。

最近参加した船内企画は?:
 GET(洋上の語学教育プログラム)のスペイン語クラスを受講しています。いまは12月末にあるスピーチコンテストに向けて奮闘中。

最近買ったお土産はありますか?:
 ガラパゴスで、ゾウガメとアオアシカツオドリの置物を。それから、切手や各国の紙幣やコインも「お土産」です。

一言メッセージ:
 横浜出港時に詠んだ俳句です「秋風や 龍馬夢見た 七海へ」
 素晴らしい人達との出会い、そして内容の濃い各種企画に積極的に参加し多忙な毎日。ゆっくりした船旅はどこへやら?
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