life onboard
『ニューヨーク(米国)寄港』
8月9日(木)、10日(金)

 トパーズ号は大西洋を渡り、ニューヨークへと寄港!着岸の1時間ほど前には、ビルの合間から昇る朝日を見ることができました。写真は午前6時頃にデッキから撮ったもの。早朝にもかかわらず、たくさんの人がデッキでその光景を見つめていました。

 まず私たちを迎えてくれたのが、ニューヨークのシンボル・自由の女神像です。女神像がまるで「ようこそ、ニューヨークへ」と迎えてくれるかのような入港シーン。これはまさに船旅だけの「特権」ですね。
 奇しくも8月9日、長崎への原爆投下から62年目の日に米国を訪れることになったこのクルーズ。9日、国連本部近くの広場で大規模な平和イベントを行いました。
 写真は、この間、洋上で核兵器廃絶への様々な企画やキャンペーンを展開した「BANg」のメンバーと、洋上平和教育プログラム・地球大学の受講生によるアピール。ピースボート参加者のみならず、たくさんのニューヨーク市民が足を止め、その言葉に耳を傾けていました。

 翌10日は、あいにくの雨模様の中「9.11同時多発テロ」によって倒壊したワールドトレードセンターの跡地を訪れました。高層ビルの谷間にぽっかりと空間のできたその場所を、フェンスのすき間からのぞいてみると、あれから6年の月日が経っているとは思えないような生々しさが…。現在はメモリアルパークの建設工事が進んでいますが、様々なことを考えさせられる場所でした。

 そして、ニューヨークといえば夜景をハズすことはできません。まずは夜の街並みを1枚。この景色を見ると「ニューヨークに来た!」と実感しますよね。

 最後は、エンパイアステートビルからの夜景です。高さ381mからの夜景には、ただただ圧倒されてしまいます。
前のレポート58回クルーズレポートトップへ次のレポート