life onboard
『異文化コミュニケーションワークショップ』
5月15日(火)/ウィンジャマールラウンジ
企画者:水先案内人、乗松聡子さん

 多文化、多民族が共生するバンクーバーに住んで10年になるという水先案内人・乗松さんの今日の講座のテーマは「異文化コミュニケーション」。ご自身の経験をもとに、異なる文化や価値観をもつ者同士が理解し合い、ともに生活するスキルをワークショップから学びます。考えてみれば、このトパーズ号も全国からの参加者、世界各国から参加しているISや洋上英会話の先生、そして船内生活を支えるクルーたち、と本当に「様々」な人が集まり、生活している場。この船で3ヶ月の生活を共にし、世界を巡ることも「異文化コミュニケーション」のトレーニングになっているのかもしれません。
『いいとこ探しワークショップ』
5月15日(火)/フリースペース「アゴラ」
企画者:熊本桃子さん

 こちらは熊本桃子さんによるちょっと変わった自主企画。参加者1人に1枚の紙が配られたら、まず自分の名前を記入、そこから企画のスタートです。自分の名前を書いた紙は隣りの人へ、名前入りの紙を受け取ったら、その人の「いいところ」を書き込み、また隣へ…。こうして、次々に回ってくる名前入りの紙に、その人の「いいところ」をどんどん書き込んでいきます。ちょうど一周すると、自分の手元には、たくさんの「いいところ」が書き込まれたリストが完成!! 単純な企画ながら、手元に届いた「いいとこリスト」を見ていると何だか嬉しくなってくるんです。旅も残すところあとわずか。みんなに書いてもらったこの「リスト」も、旅の宝物になりそうです。
『バンクーバーから平和を創る』
5月15日(火)/ブロードウェイラウンジ
企画者:水先案内人、乗松聡子さん

 船内ではすっかり人気者、そして数々の講座で大活躍の乗松さん。今日2つめの講座では、乗松さん自身も参加する「バンクーバー、9条の会」についてお話しいただきました。意外だったのは、日本から遠く離れたバンクーバーでも、日本の憲法9条は大きなトピックとして注目を集めているということ。日本を離れてみると、また違った角度からその「意義」が見えてくることもあるんですね。
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