life onboard
『人と人、自然をつなぐ時代』
5月12日(土)/ブロードウェイラウンジ
企画者:水先案内人、乗松聡子さん、サンホ・ツリーさん、ラップシュア・ライジングさん、佐藤太さん

 アカプルコから乗船した4名の水先案内人と、船内ではすっかりお馴染みの存在・佐藤太さんによる対談企画がこちら。スピードや便利さを求めて「発展」をめざした20世紀を経て、その20世紀への見直しが始まった現代。テクノロジーの発展は何を生み出したのか、人やモノ、お金、情報が世界中を飛び回る現代とはいったいどんな時代なのか、私たちが本当に求めているものは何なのか、そしてどこへ向かおうとしているのか――。21世紀を迎えた私たちがこれらの疑問を抱いた後に、どんな世界観や価値観を見つけ、人や自然とつながっていく時代を築き上げていくのか、その可能性を探る対談となりました。
『タケバーの絵本講座』
5月12日(土)/フリースペース「あん」
企画者:竹内保子さん

 35年勤めた中学校教師の職を退職し、この旅に参加したという竹内さん。教師という仕事の傍ら、子どもたちのための絵本の読み聞かせも続けてきたそう。そんな竹内さんが船内で、その読み聞かせを披露してくれました。「子どもたちを前に絵本を読むと、とても優しい気持ちになるし、自分にもエネルギーがもらえるように感じるんです。そんな気持ちを皆さんと共有できたら…」と語る竹内さんの、優しい語りにたくさんの参加者が耳を傾けました。
『旅行記を自費出版しよう』
5月12日(土)/スポーツバー
企画者:倉持秀治郎さん

 地球一周という一大イベントへの参加と、一周達成を記念して、旅の日記や行動記録を「旅行記」として残してみよう、と始まったのがこの企画。1回目の集まりとなった今回は、それぞれが抱く「理想の旅行記」のイメージや、仕上がり、装丁などについて話し合われました。ちなみに写真は、企画者の倉持さん(70歳)。「みなさんと一緒に面白い本が出来るといいですね」と笑顔で話してくれました。
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