life onboard
『ドブロブニク寄港』
4月7日(土)、8日(日)

 地球一周はクロアチアの港町・ドブロブニクに寄港。ほぼ全ての家の屋根がご覧のようなオレンジ色に統一され、旧市街地の道は大理石、というたいへん美しい町。町そのものが世界遺産に登録されているというのもうなずけます。ちなみに、宮崎駿監督の映画『紅の豚』の舞台となったのもこの街なんですよ。

 旧ユーゴスラビアから独立したクロアチア。このドブロブニクもユーゴ紛争の際には戦火を浴び、今も砲弾の跡が残る建物も少なくありません。先の写真のように、高台から町を見下ろしたとき、屋根の色に微妙な違いあることに気付きます。これは、建物が造られた年代差によるもので、鮮やかな色のものは、紛争から「復興」した新しい建物なのだそう。

 旧市街の小道には、こんなオシャレなカフェも。この写真なら、道路が大理石なのもわかるでしょうか?実際には、もっとキラキラしていて、本当にキレイなんですよ。

 寄港したのはちょうどキリストの復活祭・イースターにあたる日。町の教会では、写真のような聖歌隊のコンサートを見ることができました。
 夜になると町にはガス灯が灯され、柔らかな光の中に街並みが浮かび上がります。写真が上手く撮れなかったのが残念ですが、この夜景も本当に美しいんです。世界遺産の町に滞在した2日間を、たっぷりと楽しみました。
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