life onboard

 1/26。こちらは、サンフランシスコでの寄港地プログラム「アートが社会を変える」の中で、参加者が作り上げたもの。寄港地プログラムでは、米国内でも特に、NGOや平和への活動が盛んなサンフランシスコで、アートを通じて平和を訴える活動を行う「プレシータ・アイズ壁画センター」を訪問。ワークショップに参加し、2枚の壁画を完成させました。1枚目となるこの絵のテーマは「PEACE COLORS」。深い青の色合いが印象的な作品です。

 そしてもぅ1枚は「FREE」をテーマに書き上げたもの。この2枚の絵は現在、船内・フリースペースにて展示され、多くの人の目を惹く存在となっています。

 ゴールデンタイムのブロードウェイを満員にしたこの企画は、このクルーズのクルーズディレクター・日高真介と、ピースボート事務局長の櫛渕万里による企画「ピースボート知ってるつもり?」です。ピースボートのスタッフ制度やその裏話、ピースボート発足時の苦労話から、今日までの面白おかしい失敗談まで、ふたりが語る「ピースボート」に会場は大盛り上がり。最後にそれぞれが語った「夢」には、時に笑いが上がりながらも、大きくうなづく参加者の姿が見られました。

 最後は、ピースボートスタッフ・遠藤裕美による企画「LOVE ROKKASHO〜超初級編」。青森県六ヶ所村――ここでは現在、使用済み核燃料の再処理工場建設が進められています。しかし、これは莫大な費用と大きなリスクを背負って進められているもの。今日の講座では、そもそも「再処理工場」とはどんなものなのか、工場建設の目的やその利点と懸念を解説しました。今後、初級編、中級編…と講座は続く予定です。
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