1/24。参加者の西山定雄さんによる企画「もう一度戦争体験を語り継ぐ」が行われました。西山さんは昭和13年12月に小倉第14連隊に入隊。中国での戦闘をはじめ、軍隊という場所、部隊長代理との関係、そして幾度となく生死の境をさまよった体験などを語りました。多くの参加者が会場に足を運んだこの企画は、西山さんの「過ちは繰り返してはいけない」という言葉で締めくくられました。 　地球一周も残すところあと18日。そこで、改めてこの船を「だす」ことに関わるピースボートスタッフらによる企画「NGOスタッフ〜地球一周からのスタート」が行われました。船内運営などを担うピースボートのスタッフも以前は地球一周の「参加者」だった人たち。当時の彼らが地球一周を終えようという時に何を考えたか、そしてなぜピースボートスタッフになるという選択をしたのか――。真面目トークはもちろん、なぜか爆笑の面白エピソードも飛び出し、「スタッフの意外な一面を知った」という声も。 　最後は、自称「大のスノボ好き」だという梅津裕展さんによる自主企画「スノーボーダー集まれ!」の様子から。実はこの企画、船内のお馴染み企画で、もう5回目になるもの。今回はボードの選び方や保存方法について説明。その後、帰国後のボード・ツアーの企画を発表すると、20名以上から「参加したい」という声が。企画者の梅津さんは、「スノーボードから、自然に感謝して遊ぶ喜びを伝えたい」と笑顔で話してくれました。 前のレポート ／ 55回クルーズレポートトップへ ／ 次のレポート