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 1/8。ボリビアから乗船の水先案内人による講座「ボリビア発見! ココア農民から大統領へ」が行われました。他の中南米諸国同様、ここボリビアでも先住民族は差別や迫害の歴史を歩んできました。そんな中、初めて先住民族から選出された大統領がエボ・モラレスです。今回の講座では、ボリビアの歴史とともに、エボ大統領誕生までの道のりやその後の「改革」について語りました。
 こちらは水先案内人・伊高浩昭さんによる「ジャーナリズム講座」から。元共同通信記者であり、現在は立教大学ラテンアメリカ研究所の講師、そして文筆家・翻訳家としても活躍する伊高さんが語るジャーナリズム論には、若者たちを中心にたくさんの参加者が。絶望していたらジャーナリストはできない。どんなに状況が絶望的であろうとも、一筋の希望の光を見つけなければいけない――こんな伊高さんの言葉に勇気づけられた若者たちも多かったようです。
 ベネズエラからこの旅に参加した水先案内人は、「世界一」のエンターテイナー、キム・チャンヘン! 2000年、2004年のエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーで金メダルを獲得。若干21歳ながら、いま世界でもっとも注目を集めるパフォーマーのひとりです。そんな彼が「挨拶代わりに…」と行ったのがこの企画「THE PANIC TALK」。自身の生い立ちから、これまでのステージでのエピソード、今後の展望などを語ってくれました。彼の暖かい人柄にふれ、今後のエンターテイナーショーに期待が高まります。
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