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 12/4・5。トパーズ号はヨルダンに寄港。ヨルダンからは、世界遺産・ペトラ遺跡のレポートをお届けします。
 写真は、ペトラ遺跡へと向かう道「シーク」で撮ったもの。60〜100mもの断崖の間を進みます。この風景だけでも圧巻!ちなみに、ここは映画『インディジョーンズ最後の聖戦』の舞台にもなった場所。そう言われると、見覚えがあるような気がしませんか?

 シークを歩くのは30分ほど。岩の切れ目の向こうには、いよいよペトラ遺跡の姿が見えてきました。この、ちょっとだけ遺跡が見える独特の景色も、ペトラの魅力のひとつかもしれません。

 私たちは徒歩でシークを抜けましたが、こんな馬車で行くこともできるんです。御者の合図で、シークを駆け抜ける姿には、あちこちから「カッコいい!」の声が。

 シークを抜けると同時に、目の前に現れるのが、ペトラ遺跡のシンボルとも言える宝物殿、エル・カズネ。赤い岩をくり抜いて造られた、高さ40mもの神殿の美しさは言葉を失うほど。
 ちなみに、写真に写っているのは2階部分で、ごく最近、この下に1階部分があることが発見されたそう。1階は発掘が始まったばかりで、まだその姿を見ることはできませんが、発掘作業の様子を見るだけでも、この下にどれほどの建造物が現れるのか、本当にワクワクします。

 最後にお土産物屋さんで1枚。ガラスのボトルに色とりどりの砂を詰め、絵や文字を浮き上がらせたもので、ヨルダンではポピュラーなお土産のようです。自分の名前やメッセージを言えば、その場で砂文字を描いてくれるサービスも。小さなボトルでUS1$〜、というお手頃価格もあって、記念に購入する人も多かったようです。
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