5月21日正午、トパーズ号は、横浜港からの乗船者594名を乗せ、神戸へ向けて出港。
今クルーズの最年少乗船者・3歳の上野響生(ひびき)君の元気な「いってきまぁす!!」とともに始まった出港式では、水先案内人として乗船される天野文子さんから「平和な海で、平和な心で、豊かな旅ができますように!!」と旅立つ参加者へはなむけの言葉が送られた。
また、同じく水先案内人として乗船される、バクダッドの医学博士・ワカールさんからは、陸で見送っている家族や友人へ向けて、「アッサラームアレイクム(皆さんに平和がありますように)、わたし達はこの船に医療器具・車イス、そしてここに集まってくれた皆さんの笑顔を乗せて『平和がある地』から『平和を必要としている国』へと出発します」と旅立ちの挨拶が。
ターミナルに出航を告げる汽笛が響き、別れを惜しむ声・旅立ちを応援する声が止まない中、船は少しずつ離岸。船は神戸へ向けて出発した──。
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