第49回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
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*世界地図
ル・アーブル
使われていることば
フランス語
--解説--
image 国の起源は、9世紀頃にヨーロッパで栄えたフランク王国。1789年のフランス革命後は、王政、帝政、共和制が順に繰り返す混乱の時代が続いた。
 19世紀末からは、積極的な植民地拡大政策を展開。ベトナム、カンボジアなどの仏領インドシナ、北アフリカのアルジェリアは、戦後に長い戦争の末に独立したが、現在も仏領ポリネシア(タヒチ)、ニューカレドニアなどの海外領土を保持している。1995年には、タヒチ近海のムルロア環礁で強行した核実験が世界的な批判を浴びた。
 北アフリカなどからの移民が急増する多民族国家でもあるが、失業率の上昇や治安の悪化などを背景に、これに反発する動きも出てきている。2002年4月の大統領選挙では、「移民排斥」などを訴える右翼政党の党首が健闘する番狂わせとなり、世界に衝撃を与えた。
 入港するル・アーブルは、16世紀からの歴史を持つ商業港で、ヨーロッパ第5の規模を誇る。マリンスポーツのメッカとしても知られる。


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