ピレウス先遣報告
 2004年はオリンピックイヤー。第46回クルーズではギリシアのピレウスを訪れます。しかも寄港日が『アテネオリンピック開会日』という偶然も重なって、スタッフもピレウス寄港に大きな期待を寄せています。
 もちろんアテネは第1回「近代オリンピック」が開催された地。約一世紀ぶりの一大イベントを前に、活気に満ち溢れるアテネへスタッフの古山葉子が先遣に行ってきました。
 アテネの街の中心シンタグマ。道の両脇にズラっと並ぶクルマ、クルマ、クルマ──これ全部違法駐車なんですよ。ここは主に地元の人たちの生活に密着したお店がたくさんあるところ。私が行ったときは結構な人出でした。
 シンタグマの喧噪から一歩入れば、そこは閑静な住宅街。白壁に屋根や扉の鮮やかなコントラストが映えて美しいです。こんな石畳を歩けば、アテネっ子の素の生活がのぞけるかも──そんな気分にさせられます。
 その先のコロナキ地区にはおしゃれなカフェが集まっています。天気のいい日はオープンカフェで食事やお茶をする人も多いんだとか。
 地元の人たちはとても気さく。ひと休みしていたら声をかけられました──それにしてもみなさん彫りが深くて、随分な美男美女ぶり…じゃありません??(笑)
 こちらは古代ギリシア遺跡のハイライト「パルテノン神殿」。現在オリンピック開幕に向けて大改修中でした。いわゆる"お色直し"ですね。
 ここは1986年に第1回「近代オリンピック」が開催されたパナティナイコ・スタジアム(カリマルマロ)。観客席は白い大理石でできてるそうですが──こちらも現在改修中。
 この建物はザピオン。第1回「近代オリンピック」の開催を記念して建てられ、現在は、国際展示場・会議場として使われています。

 国際オリンピック委員会(IOC)が実現を目指している「五輪休戦」(オリンピック期間中を"聖なる休戦"として、紛争当事国にの休戦や緊張緩和を働きかけるもの)の活動を支える「国際オリンピック休戦センター」の事務局が置かれています。
 見てください、この夕焼け──アテネの夕焼けはオススメです。何というか…街全体が金色に輝いてホントに幻想的。
 歩きまわった疲れも忘れて、しばしうっとり…。
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