life onboard
地中海を抜けて大西洋へ――ジブラルタル海峡を通過!!
 本日、トパーズ号は地中海と大西洋を分かつ「ジブラルタル海峡」を通過。船の進行方向右側がイギリス領ジブラルタル。左側がスペイン領セウタ。ヨーロッパとアフリカ大陸を隔てるわずか10kmの海峡に、参加者は大はしゃぎ――そんなデッキの様子をどうぞ!!

 右側のジブラルタルはスペインの端っこにある「英国領」、そして左側のセウタはモロッコにある「スペイン領」。軍事的にたいへん「重要」なところらしく、双方ともいまだ手放さないのだという。そんなジブラルタル海峡を一目見ようと、デッキはこんなにたくさんの人が!!

 しかし。あいにくこの日はガスがかかっており、岸はなかなか見えない。その視界の悪さに「船が見える!!」「いや、あれは雲ですよ」──なんていう会話もかわされるほど。

 でも、よーく目を凝らしてみるとかすかに対岸の輪郭が――「どれどれ…」思わず身を乗り出して見入ってしまう。

 そんな時、参加者のひとりがイルカを発見!!実はこの海域、イルカがよく見られるところなんだそう。その結果、デッキがどうなったかというと…。

 「イルカだ!!」の声に、みんな、海峡そっちのけでイルカに夢中。本当にたくさんのイルカが見られた。中には20頭ぐらいの群れも。

 そしてさらに、海面近くに浮かんできた海亀にも遭遇!!陸はハッキリとは見えなかったけれど、動物たちに会えて"満足"のデッキだった。
 ここから船は地中海を抜け、大西洋へ。北回帰線に向けて南下していく――。

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