life onboard

 5月6日。プールデッキの人気ポイント、ジャグジー。ぬるめのお湯にのんびりつかって、おしゃべりしたり読書したり…プールで泳ぐほどでもないけど外にいたい、という時の、絶好の「居場所」のよう。

 5月13日。ボクササイズを基本にしたトレーニング、「TAEBO」には、毎回40人ぐらいの人が集まってくる。
 企画したのはピースボートスタッフ、太崎園。船旅も一ヶ月、そろそろ体重を気にしだした人も多いようで、日に日に参加者が増えていく。

 いままで何度も楽しいショーを開いてくれた、トパーズ号専属バンド「STEP BY STEP」。今夜は、休暇のため下船する彼らとのお別れコンサートだ。
 ウクライナ出身の彼ら、「カチューシャ」などのロシア民謡はもちろん、セリーヌ・ディオンから石川さゆりの演歌まで、たっぷり聴かせてくれた。

 5月15日、ついに船内でインターネットが開通!!日本発の客船としては「初めて」のことだという。
 「開通式」には約30名の参加者が集まった。使用方法を説明し、Webページが表示された時には歓声が!!

 5月16日。もうすぐフランス、マルセイユ。この街は北アフリカからの移民が多く住むところとしても知られている。サッカーのジダン選手もこのアルジェリアからの移民の子どもなのだとか…。
 そこでフランスの移民問題専門家、ベルナルドさんによる最初の講座。ヨーロッパやロシア、アフリカ、中東など各地から、フランスに移民が訪れた歴史とその背景を紹介。「移民の街」マルセイユを訪れる前の準備講座として、興味深いものだった。

 5月22日。「文芸評論家」と称する水先案内人、カジポン。毎回、ビデオや写真を使って「芸術」のすばらしさを熱っぽく語る大人気の水先案内人だ。
 初回となるこの講座では、ビデオを使って、乗船中に紹介する芸術についてひととおりレクチャー。これから、彼の「思い入れ」たっぷりの講座が毎日のようにおこなわれる──。

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