第4回世界社会フォーラム
12月31日 ワークショップ「個人メディア入門」/Tea Style
 ピースボートセンターが、今日は「テレビ局」に……今日のワークショップを担当するのは、これまで自主的にさまざまな事業を立ち上げてきた人たちの集合体、『Tea Style』。その中でも、今回はビデオジャーナリストの神田敏明さんが中心となって進めてきた「船内テレビ局」の体験版だ。このテレビ局のモットーは、「テレビは、もう見るモノじゃない。自分たちでつくるものだ」。
 レポーターとなるのは、集まってきた参加者たち。彼らは、自分がこれから何をするのか、何も知らない…。

参加者はひとりひとり「お題」をもらう。お題は「海」「トイレ」「ビール」、中には「山城新吾」なんてモノも。参加者たちは1分間で、自己紹介とお題にそったトークをしなければならない。目の前にはカメラ、残り時間を知らせてくるAD。もう、どうしていいのか分からない。

 少し離れたスペース「あごら」では、その様子が生中継で流れてきている。「レポーター」の緊張ぶりには笑っちゃうけれど、次は自分だと思うとやっぱりドキドキ…。

 もちろん、他の人のを見て笑うだけではない。ひとりひとりアンケートをとって、ちゃんとキビシイ評価も。

 トップバッターとなったこの方、最初はとっても渋っていた。けれど、いざ話し出してみるとすっごく立派。落ち着いたトーク、信頼感あふれるしゃべり方…いやいや、人には意外な特技があるものです。自分で出演するって、けっこう面白い。

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