■バックナンバーVol.3■
[森田千秋さん(66歳)・弘子さん(61歳)ご夫妻 奈良県出身] |
今回登場の森田さんご夫妻は、「ちっち」「弘子さん」と呼び合うほど仲が良いことで有名。先日おこなわれた船上結婚式でも、"仮"のご両親役を頼まれるくらい、とても素敵なご夫婦です。
インタビューの最中もアツアツだったお二人、船上ではどう過ごされているのでしょうか?
Q:なぜピースボートに参加したんですか?
A(ちっち):新聞で広告を見て。僕より弘子さんが即決したんだよね(笑)
Q:では、船に乗る前は何をしてらしたんですか?
A(ちっち):僕は劇団をもってて、普段でも演劇をやってます。で、弘子さんは七宝焼作家、今回も何点か作品を持ってきているよ。
Q:それは素敵!お二人とも芸術家なんですね。では、この船でどんなことをしてみたいですか?
A(弘子):私は船内で誕生日を迎えるから、それを記念して作品展をしようと思ってるの。
A(ちっち):僕は演劇をやろうかどうしようか…やってみたい気もするけど…ゆっくりしたい気もするし…まだ考えてる途中です。
Q:ぜひやってくださいよ(笑)──では、最後に船に乗ってみての感想を。
A(弘子):すごく楽しい!いろんな人と友達になれるし。今度、水先案内人「アーティスト・アンバサダー」の画家・ケーレブのアトリエで絵を書かせてもらってコラボレーションしようと約束したの。
A(ちっち):いま、船内でたくさんワークショップが開かれてるでしょう。あれは即興性があって面白いものもたくさんある。だけど、今あるものを壊さないで積み上げることも考えて欲しいな。
(聞き手:水野聖子)
|
|
[八木成実さん(石川県出身・23歳)] |
大学時代からNPOやボランティアに興味を持ち活動していたという八木成実さん。
多摩市では「ピース・プロジェクト多摩(PPT)」という地域のサークルに参加している、とか。アフロパーマと黒い眼鏡がトレードマークの彼にインタビューをしました。
Q:まずPPTについてお聞きしたいのですが?
A:そんなどえらいもんじゃなくて、単に地域のサークルみたいなもんなんですよ。地域のみんなで仲良くしてコミュニティを作りあげていこうっていう。自分の住む空間の中で、人と人とのつながりが希薄やと感じとって本格的に変えたいと思ったん。すごい楽しいよ。
Q:乗船した理由は何でしょう?
A:もともとピースボートのことは知ってたんやけど、桃井和馬さん(水先案内人)に勧められて乗船することにしたんです。"若い人を育てよう"ってことでPPTのメンバーからひとりピースボートに乗せようって話があって──あと自分が行きたいのもあったしね。
Q:実際に乗船してみてどうですか?
A:ホントはゆっくり、のんびりしたかったんやけど、楽しい企画に最初から参加したいっていう気持ちもあるから、あれやこれやと首を突っ込んじゃうんです。地球大学にも参加しとるから、忙しくてちょっとげんなりするときもあるけど、充分楽しいし、満足してます。
Q:これまでの寄港地で印象に残ったところは?
A:──沖縄。基地の軍人さんとバスケしたのが印象に残ってますね。あとフィリピンのスラムでのホームステイ。自分の想像できない貧しさやったから。
Q:では最後に、これから楽しみなところを教えてください。
A:ウシュアイア!!街の名前として今まで聞いたことないからね。楽しみやな──(笑)
(聞き手:高山望)
|
「ひと──参加者インタビュー」バックナンバーへ | 44回クルーズレポートトップへ |