ひと──参加者インタビュー
バックナンバーVol.1
[佐藤真理子さん(東京都出身・21歳)]
 参加者紹介の第一弾は、笑顔のステキな東京都東久留米市出身の佐藤真理子さん。若干21歳ですが、すでに貫禄ある落ち着きぶりを見せています。そんな彼女に今回直接、船に乗ろうと思ったきっかけ、そして44回の船旅で楽しみにしていることなどを聞きました。

Q:ピースボートを知ったのは?

A:高校卒業してぶらぶらしてた時に、父親の知り合いから話を聞いたんです。最初のうちは乗ろうと思わなかったんだけど、とりあえず、東京のピースボートセンターへ行ってみて。いろいろな話をスタッフから聞いたり、船に乗ろうと頑張っているボランティアスタッフの人たちとも仲良くなってきて、よしっ、私も44回クルーズには乗ろうっ!て(笑)。

Q:そんな船旅がこれから始まるわけだけど、寄港地ではどこが楽しみですか?

A:フィリピン、ケニア、それからブラジル。寄港地ではほとんど「交流プログラム」に行くんです。いろんなこと見たり聞いたりして、ガッチリ、交流してきます!

Q:じゃあ、船内では何が楽しみ?やってみたいこととか…。

A:自主企画をやってみたい。ボランティアスタッフをしていた時からエコロジーについて興味があって、牛乳パックを使った紙すきをやっていて。それで思いついたのが、船の上で向かえるクリスマスの日に、紙すきつくったカードを参加者全員につくって渡そう、っていう企画!これを一つのステップに、これから船の上でも色々な企画をしていきたい。それと、自分の目標としては、「船の上で焼けて、そして痩せて帰ってくる!」っていうことかな(笑)。
(聞き手:久野良子)
[江良 裕さん(兵庫県出身・53歳)]
 参加者紹介の第二弾は、兵庫県宝塚市出身の江良裕さん(えら・ゆたかさん)。実は「2度目のピースボート」だという江良さんに、「2度目」の乗船を考えたきっかけや、44回クルーズ注目の寄港地について伺いました。

Q:実は、二度目のピースボート体験というふうに聞いてるんですが…?

A:2000年10月出航の地球一周クルーズに乗ったことがあるんですよ。その時は北半球を中心にめぐるクルーズでした。それがすごくよくて、今度は「南回り」の方にも乗ってみよう、と思いまして(笑)。

Q:いわゆる「リピーターさん」というわけですね。ところで、まだ船旅がはじまって1週間ですが、、トパーズ号はどうですか?

A:僕はなんてったってお酒が好きなんですよ。だから、バーでお酒を飲みながら1日を過ごす方が多いですねぇ(笑)。お酒がそれほど高くなくていいですね(笑)。今回のクルーズではのんびり過ごそうと思っています。忙しい日常生活のマンネリを打破すべく(笑)。もうすぐ暑くなってくるから、船のデッキのベンチでねそべりながらの日光浴もいいかな。

Q:これからどんどん、たくさんの寄港地をめぐるわけですが、どんなところがいちばんの楽しみですか?

A:ほぼ、各寄港地でオプショナルツアーに行く予定なんです。とにかく、色々な所を観光したくて。一番楽しみにしているのはナミビアでの砂漠遊覧飛行。ちょっと高いけど、あの美しい砂漠が見られると思って、いまからはりきってるんですよね。

Q:それは楽しみですねぇ。それでは最後に、これから始まる長い船旅でいちばん大切にしていきたいことって、どんなことですか?

A:どういう状況にあっても変わらない自分を持つ、ということ。個人としてのアイデンティティをしっかり持てるようになりたいです。それに加えて、社会の中で今自分がどこの位置、どういう立場にあるのかを改めて確認したい、と思っています。そんなことを船の上で、お酒を片手にゆっくり考えようと思っているんですよ。
(聞き手:三辻典子)

「ひと──参加者インタビュー」バックナンバーへ | 44回クルーズレポートトップへ