□船内ゴスペル「ピースギャング」がライブを開催!!
東京からシンガポールまで乗船していた水先案内人『東京Gyangstar』。彼らのもとで結成された船内ゴスペル隊「ピースギャング」が、3月18日、単独ライブを開催!!会場のウィンジャマールラウンジには、「歌うことで、たくさんの人たちにメッセージを伝えられると学んだ」という彼らの、熱のこもった歌声が響きわたった。
この日、ステージに上がったのは約30名。『東京Gyangstar』に教わった曲から、自分たちで探し出してきたものまで、約10曲を歌い上げた。
会場の人たちと一緒に歌えるよう、大画面には歌の詞が映し出されている。
聴きに来た人たちには、缶やプラスチックカップでつくるお手製のマラカスが手渡された。これらの演出は、「聴く人と歌う人を分けるのではなく、みんなでつくるステージにしたかったから」だとか。
なんと、本番前日になって結成されたというパーカッショングループも、急きょ、ワザを披露。
打楽器といってもホンモノではなく、椅子や鉄製のカップをリズミカルに叩く、はずが…微妙に揃わないリズムは、会場の笑いを誘っていた…。
南アフリカの国歌「コシシケレリ・アフリカ」も、ふたたび披露。どの曲も、これまで練習を重ねてきたもの。そしてどの曲にも、それぞれの思い出がある。これまでの出来事が、歌によって甦ってくる──そんな発表会になった。
(久野良子、堀江武)
SEA NAVI 3月24日号へ
|
44回クルーズレポートトップへ