□良酔亭一門会
水先案内人・古今亭菊千代師匠に船内で弟子入りした良酔亭(よいよいてい)一門、総勢40数名。1週間という短い期間で師匠の下で修業した結果を披露してくれた。お弟子さん達はそれぞれ菊千代さんから「菊」や「千代」の文字の入った芸名をいただき、この発表会に臨んだ。
一番手に登場したお弟子さん「菊奴」さん。小咄を流暢に披露してくれた。
忘れてしまうのもご愛敬。でも、カンニングペーパーを見るのも笑わせる演出かも??
リレー落語は、1つの落語を10人でリレーしながら、完成させるもの。一人が話を忘れてしまっても、次の人がカバー。しかも一人一人がしっかり笑わせてくれました。
小咄や落語の他に「をどり」も披露。こちらは「奴さん」「姉さん」の一幕。しなやかな手の動きには脱帽…おなじみの「かっぽれ」も披露してくれました。
最後は「大喜利」。男女8人のお弟子さんが、会場から出された「お題」に答えていきます。次々に手が挙がり、涙が出るくらい笑ったり、思いがけない答えに納得させられたり…。
しかし、会場がつまらないと判断したらお仕置き!!お決まりのハリセンが飛んできます。なかなかいい音(笑)
最後には全員総出でご挨拶。師匠もお弟子の皆さんも終わってホッとした様子。素敵な笑顔が満開です。みんなに幸せな時間を提供してくれた良酔亭一門に感謝です。
(中園直樹)
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