life onboard

 参加者のなかには、なぜか看護師が多くいます。船内のナース・元ナースたち、名づけて「ナース軍団」が、日常生活で役立つテクニック、豆知識を教えてくれるこの企画。
 初回のテーマは「介護者が腰痛になりにくい、身体介助法(キネステティック)」。介護される側もする側も負担を最小限にして、患者の体位を変換する方法を学びました。少しの力で、体の大きな男性を動かせるようになりました。これからもこの企画が続くので、しっかり身に付けて、帰国後も役立てていきたいです。
(堀江武)
 2月20日。腕にはめずらしい8弦ギター。そして傍らには真っ赤なカクテル、ブラディー・マリー。小林隆平さんのギターコンサートは、落ち着いたオトナの雰囲気だ。
 乗船後初となるこのコンサートでは、「アルハンブラの想い出」や「禁じられた遊び」などの定番から「いとしのエリー」などのポップミュージックまで、幅広い選曲で参加者を楽しませていた。
 エクアドル在住25年になるという小林隆平さん、コンサートの他にもさまざまな南米関連企画を予定している。
(久野良子)

 こちらブロードウェイで毎日3時から行われているシリーズの自主企画「World Dance」。アフリカ・トルコ・ブラジルなど世界各国のダンスを、スタッフの佐竹理加さんがわかりやすく教えてくれます。
 現在は、男性と二人でペアになって踊るスウィング編を練習中。これが、見た目よりかなり難しく二人のチームワークが要求されるんです。
(高山望)

 2月22日。ISアミーゴスとの関連企画もこれで3回目。今回は、「幸せなら手をたたこう」を日本語で歌ってみよう!!――と歌い出したところ、なんと彼らからも「子どもの頃、同じような歌を習った」という声が続々。結局、後半はスペイン語での歌の練習となりました。ホントにあるんですよ、同じような内容の歌が。覚えられるかな??
(久野良子)

 2月23日、ウシュアイア寄港日、39名の参加者が南極へのオーバーランドツアーへ出発。18時の出航にあわせて、南極へ向かう船からは紙テープが投げられ、陸では見送る側が手を振って、しばしのお別れをした。彼らが合流するのはイースター島。旅の報告を楽しみに待ちたい。
(久野良子)

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