□ケニアの孤児院訪問
1月24日、ケニアの孤児院WEMA CENTER(ウェマセンター)を訪問。この施設には、ストリートチルドレンだった子どもや、親の虐待を受けて保護された子どもが約300名います。当日は、入所している約1100人の子どもたちが出迎えてくれました。
センターに到着。まずスタッフから施設の説明を受けます。
「ストリートチルドレンの保護は、毎週火曜日に職員が街に行き、彼らに話しかけることから始まります。最初は他愛のない話から、時間をかけて信頼関係を築き、施設の存在を知らせていく。決して強要はしない、というのがルールです。
施設では、一人一人に母親代わりの『ハウスマザー』がつきます。そして、施設内で集団生活のルールや、食事のマナーなどを身に付けてから、一般の学校に通います。施設では職業訓練もしていて、18歳くらいで施設を卒業し、社会に出ていきます」。
事務所には、先日結婚したという卒業生の写真が飾られていて、その結婚を嬉しそうに話すスタッフの笑顔が印象的でした。
施設内を見学した後、施設の子供達による歌の発表がありました。みんな驚くほど歌が上手!!中には歌手を目指している子もいるとか。
こちらからは、日本で集めたサッカーボールと文房具をプレゼントしました。
いよいよ待ちに待った交流の時間。こちらはサッカー交流の様子。緑のユニフォームは施設のサッカーチームの子どもたち──英語が上手く話せなくても、世界共通のサッカーを通して良い交流ができました。
サッカーの他にも折り紙や、大縄飛びなどで大交流!!本当に楽しい時間が過ごせました。
年頃の女の子たちは、デジカメに興味津々、みんなで「はい、チーズ!!」
(島田綾)
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