□ケープタウンフェスティバルで大交流!!
2月1日、ケープタウン入港日。街の真ん中にあるお城、「キャッスル・オブ・グッド・ホープ」で開かれたフェスティバル。現地のカウンターパートナーと一緒に開いたこのフェスティバルは、実は大交流の場でもある。
会場の一角では、日本文化を紹介するブースも設けられた。船内も何度も書を披露してくださった参加者、石川さんが中心となって、子どもたちの名前を漢字で書いていく。自分の名前を大事そうに抱える姿を撮ってみた。
旧「黒人居住区」の、カエリッチャ地区、ランガ地区からもブースを出展。彼らは独特のクラフトをつくって販売し、それで自立した生活を送っていこうという試みもおこなっている。針金でつくったカゴなんて、けっこう可愛い。
交流プログラムのひとつ、「ドラムワークショップ」では、このフェスティバルに向けてバッチリ練習してきた──といっても、練習時間はたった数時間。それでも息のぴったりあったジャンベのリズムに、会場からは大きな拍手が。
南アフリカの人は、踊り出したら止まらない。ジャンベのリズムで生まれた興奮が冷めやらぬまま、ステージはダンスフロアーに早変わり!!
小さなブラスバンドも登場して、最後は大騒ぎに──夜になるにつれ肌寒くなる気温とは反対に、どこまでもアツくなるフェスティバルだった。
(久野良子)
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