12月27日 講座:沖縄から見る世界/櫛渕万里(ピースボートスタッフ) |
明日は初の寄港地、沖縄。青い空、美しい海、そして独特の文化が親しまれているけれど、日本にある米軍基地の7割以上を抱えるところでもある。そしてまた、ここに新たな基地がつくられようとしている。その場所は本島中部にある小さな集落、辺野古。ジュゴンが生息するといわれる美しい海に、米軍の海上ヘリポートが建設されようとしているのだ。ここでは、アジア太平洋戦争中「ひめゆり部隊」に所属されていたという参加者・上江田さんの話をまじえながら、主にピースボートスタッフの櫛渕万里が「ピースボートが沖縄を訪れる意味」について語った。 |
「沖縄の人は、よくこういいます。『アメリカが沖縄に基地を押しつけているんじゃない。アメリカは日本に要請しているだけだ、それを許可しているのは日本政府じゃないか』と。もう一歩踏み込んで言えば、その日本政府を容認している私たち、日本人ひとりひとりが、沖縄への姿勢を問われているのだと思います」。
(久野良子)
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