第43回ピースボート地球一周クルーズレポート
9月28日 船内トピックス
 ベトナムから何名かがトパーズ号を一時離脱、隣のカンボジアにて地雷検証ツアーに参加する。かつてカンボジアの地雷原を訪れたというスタッフ・松木健介が、その参加者に向けて「地雷教室」を開いた。
 「地雷は1個300円程度でつくれるために大量にばらまかれます。そのため『悪魔の兵器』ともいわれます…」フリースペースで開かれたこの教室には、ツアー参加者以外からも好評。
 太鼓を実践的に打つ「太鼓塾」だけではなく、年配の方にも楽しめる企画として巴会による小倉祇園太鼓の魅力を語る会が行われた。
 様々な流派がある中、太鼓の両面を打つという特徴を持つ小倉祇園太鼓。その魅力は映画「無法松の一生」でも取り上げられていて、参加者は思い思いに意見を交換し合った。
 運動不足になりがちな船内生活を活気付かせるためにいろいろなスポーツ系の企画をしていく、それが「チームデポルテ」。
 今日はそんな彼らのはじめてのイベント、「プール開き」の成功を記念してメンバーで写真を撮った。彼らのこれからに、大いに期待できそうだ。
(佐野葉子)
 乗船するたびに人気の水先案内人・澁谷利雄さん。今回は、夕食前のひとときを使って、スリランカに住んでいた当時のスライドを紹介してくれた。
 「家の周りにはパパイヤの木があって、色鮮やかな鳥やマングース、オオコウモリやサル達が遊びに来るんです。スリランカでは、動物と人との距離が近いんですよ。」
 スリランカまではもうちょっとかかるけれど、寄港を待ち遠しく感じた人も多いみたい。
(能島絢子)
--船内ニュース--
◆講座:戦争の子・平和の女(レ・リ・ヘイスリップ/作家)
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