船内ニュース
9月24日 いのちの優しさ子どもの優しさ/灰谷健次郎(作家)
 水先案内人・灰谷健次郎さん(作家)の初講座は、今クルーズ初の水先案内人による講座ということもあり、たくさんの人が集まった。ここでは母親の思い出を交えながら、命の大切さ・人が関わり合っていくことの必要性について話して下さった。
 「『金や物は一時の宝・人の心は一生の宝』が口癖だった母の蒔いた種が、今育って大きく花咲いているのだなと思います。僕は貧しい家に生まれたけれど、人間としての教育はしっかり受けてきたと感謝しています。
 人が成長する為には他の命と共にあることが必要です。そうして変わっていくことが幸せなのだと思うのです。」
(石井紀子)
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