10月23日 地球大学附属小学校(2) |
今でもなお殺戮が繰り返されている「国」、パレスチナ。聞き覚えはあるけれど…一体どんな国?と興味津々に集まったパレスチナ問題の初心者たち。
初歩的な歴史から始まるスタッフ伊知地亮の分かりやすい説明は、今後企画されているパレスチナ講座の参考にもなったようだ。 |
「何か特別のところのように考えて欲しくはありません。戦争でいつも犠牲になってきたのは罪のない母であり、難民の子どもであり、市民でした。
そういった人達がいて、問題がここにある、と知ってもらいたい。そして、何をもって"平和"というのか、あるいはそうじゃないのか考えるだけでもいいと思うんです。」
(三浦久礼々)
|
 |
10月23日 イラクを考える〜中東の現状と日本の対応〜
/高橋和夫(放送大学助教授、中東専門家)
|
放送大学助教授、中東専門家の高橋和夫さんによる第1回の講座が開かれた。米国のイラク空爆の際は、頻繁にテレビにも出演されていたので知っている方も多いのではないだろうか。
今回は「イラク」という国を国際社会がどう捉えていたのかという話を中心にしてくださった。 |
「サダム・フセイン政権についてはクウェート侵攻・化学兵器の使用など"鞭"の部分が強調されていますが、インフラの整備や教育システムの向上など"飴"の部分も使って国を統治していたという一面もあります。
米国の空爆によってその体制が崩壊した今、この複雑な多民族国家の復興に米国がどのように関わっていくか、またイラクの人々の手でどう復興していくのかが注目されます」
(松木健介)
|
 |
10月23日のインデックス/43回クルーズレポートインデックス |