10月15日 プロパガンダ〜メディアと戦争〜
/ヤスナ・バスティッチ(ジャーナリスト、ピ−スボ−トスタッフ)
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ジャーナリストとして活動するピースボートスタッフ、ヤスナ・バスティッチ2回目の講座。1994年に起こった、1本のラジオ放送がきっかけとなったルワンダでの大量虐殺事件をとりあげ、「メディアによる情報操作」について語った。 |
「"フツ"と"ツチ"という2つの民族が共存していたルワンダでは、国民への情報源はほとんどがラジオで、それをたくさんの人が1日中聞いていたといいます。
そんな中、1本のラジオ放送が真実と嘘をとり混ぜて放送した結果、死亡者89万人、容疑者13万人にものぼる両民族による大量虐殺事件に発展していったのです。これは、メディアが戦争の源になった例です。
プロパガンダとは、意識的にメディアを使用したマインドコントロ−ルのことなのです。」
(山田哲也)
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10月15日のインデックス/43回クルーズレポートインデックス |