船内ニュース
10月6日 チェンナイ目前船内模様
 明日はインド・チェンナイ。初めての寄港となるこの地に向け、船内ではさまざまな企画がおこなわれていた。そして今日、実はインド系の船内企画が山盛りだ。その、ほんの一部をご紹介!
 まだまだカースト制度が根強く残っているというインド。
 その、"最下層"に位置するとされた階級の子どもたちを訪ねる交流プログラムでは、なぜか「森のくまさん」を歌うことになった。しかも、リコーダーによる演奏・ダンス付き。
 中にはリコーダーなんて小学校以来という人も…けっこう真剣です。
 こちらでは、インドから乗船された平和活動家、ラリータさんによるサリーの着付け講座。
 サリーを広げると、なんと5メートル以上の布になるという。素材もシルク、コットン、ポリエステルなどバラエティ豊か。ああ、早く買って着てみたい!
 別の一画では、大量の米袋と格闘している人たちが…。
 彼らは、各地に支援物資を届けているUPA国際協力プロジェクトの面々。届ける物資を入れる米袋が持ち運びやすいように取っ手をつけるんだそうだ。
 しかも、これから物資の梱包をするらしい。はたして間に合うのか?
 3日連続でおこなわれたインド・パキスタン・カシミール出身の水先案内人講座もいよいよファイナル。今回は、「3つの地域に平和をもたらす方法」がそれぞれの立場から提案された。
 「カシミールの人たちが意見を言えるような状況をつくること」「もっと女性たちの活躍の場を増やすこと」…3日間ですっかり「カシミール問題」に詳しくなった人もいるみたい。
 さあ、明日はいよいよチェンナイだ。
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