11月21日 「救世主」という名の国〜エルサルバドルから〜
/アナ・フランシス・ゴンゴラ、マリア・チチルカ(エルサルバドルNGO活動家)
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1980年代におこったエルサルバドルの内戦。その中で、男性に混じり軍隊で戦った経験のある2人が。その経験から、女性差別や不平等について、そして独裁政権の続いたエルサルバドルの歴史を語ってくださった。 |
「昔、たくさんの女性が殺されたり、目の前で子供を殺されたりといった悲惨な経験を数多くしてきました。その際、私たち女性も立ち上がり、戦わねばならないと確信したのです。
私たちはかつて、武器を持って戦いました。しかし、和平合意がなされてからは、誰も傷つけることなく、政治的な言葉でたたかえるようになりました。この国ではまだ民主主義は確立されていません。しかし、確実にその門は開けました。これは私たちの勝利であるとも言えるでしょう。」
(佐野葉子)
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11月21日のインデックス/43回クルーズレポートインデックス |