11月7日 チャリティーオークション
/GUPS(パレスチナ学生総同盟・ガザ地区コーディネーター)
パレスチナからやってきた水先案内人・ザヘル・スベイさん企画のチャリティーオークションが開催。ここでの収益は、ザヘルさんを通じてパレスチナ難民キャンプに寄付される。会場には200人以上の人が集まり、大きな盛り上がりを見せた。
司会はピースボートスタッフのエリックと参加者の石井紀子さん。テンポのいい二人の司会が会場をより熱くさせる。
オークションの目玉は、「ザヘル宅ホームステイ券」。みごと競り落としたのは大学生の高橋文さん。
まだ「安全」ではないパレスチナ、すぐに行くことはできない。けれど「近いうちには絶対に行きたい」と笑顔で語ってくれた高橋さんに、ザヘルさんも嬉しそうだ。
オークション後には、チャイティーフリーマーケットもあわせて行われた。会場にいた人のほとんどがマーケットにも足をはこんだ。
これはこのクルーズの前、北海道でおこなわれた「ライジングサン・ロックフェスティバル」で、乗船者の佐藤尋之さんと、過去乗船者の北原太志郎さんの呼びかけにより集まった、パレスチナへのメッセージと手形だ。
残念ながらザヘルさん自身に持って帰ってもらうことはできなかったが、日本からのメッセージはザヘルさんが必ず伝えてくれるはずだ。
オークション、フリーマーケット、募金を合わせた合計金額はなんと33万9千6百円。
しかしザヘルさんは、「重要なのはこの金額ではなく、パレスチナでたくさんの人が苦しんでいる事実を知ってもらうことです」とコメント。日本語で「ありがとう」を繰り返しすザヘルさんに大きな拍手がおこっていた。
(佐野葉子)
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