[パスティス・デ・ナタ/Pasteis de Nata]
タルトの中にカスタードクリームが入った手の平サイズの焼き菓子。表面はかりかり香ばしく、甘すぎなくておいしい。町のカフェやレストランならたいてい置いてあって、コーヒーを、時にはポルトワインを飲みながら食べる。日本で数年前に大流行した香港のお菓子、エッグタルトの起源がこのパスティス・デ・ナタにあるという説も。
[ジェロニモス修道院/Mosteiro dos Jeronimos]
大航海時代ポルトガルの栄華を象徴する大建築物。建立は16世紀初頭。礼拝堂の入り口にある南門の彫刻が美しい。建物の内外に、当時世界を航海した人たちによって語られたと思われる南国のエキゾチックな果物などがモチーフとして彫刻され、興味深い。ユネスコの世界遺産にも指定されている。
[ロカ岬/Cabo da Roca]
ポルトガルが誇る詩人カモンイスの「ここに地果て、海始まる」との言葉で有名な「ユーラシア大陸の最西端」がここ。そのイメージにふさわしく、140メートルの断崖絶壁に波が打ちつける風景が広がっている。オプショナルツアーMコースでは、希望者全員に「最西端証明書」を発行予定。