▼テオティワカン遺跡探訪▼
メキシコ南部のアカプルコから、バスを走らせることなんと5時間。紀元前2世紀ごろにつくられ、その後アステカ人に「テオティワカン(神々の都市)」と呼ばれた有名な遺跡を探訪する2日間。訪れた誰もが圧倒される遺跡群をレポート!
メキシコシティ到着後、さっそく市内観光へ。巨大な国立宮殿では、世界三大壁画家のディエゴ・リベラによる作品を鑑賞できる。
写真は「トトナカの文化」という、1950年の作品。アステカ族の首長が、彼らが支配したトトナカ族の首長から貢ぎ物の、カカオやタ バコなどを受け取っているいるところだ。
テオティワカン遺跡最大の見所、月と太陽のピラミッド。月のピラミッドの前には「月の広場」が広がる。
しかし現在、愛知県立大学教授らが団長を務める調査団が発掘を続けている途中ということで、ピラミッドに上ることはできなかった。残念ではあるが、日本人が率いる発掘隊ということで、心なしか親しみも沸いてくる。とりあえず写真を撮っておこう。
「太陽のピラミッド」では頂上に行くことができた。標高2,280メートルのメキシコシティは空気が薄いうえ、普段からの運動不足で、階段の真ん中辺りでもう息切れし、かなりしんどい。
なんとか頂上まで昇りきったら、涼しくて気持ちの良い風が吹く。360度見渡せる頂上では、昇ってきた時の苦労などどこかへ吹き飛んでしまった。
(高橋真由美)
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