第41回ピースボート地球一周クルーズレポート
6月20日 船内トピックス
 薬師弘伍さんによる自主企画「やさしい手品教室」は年齢、性別を問わずたくさんの人が集まった。手品を習得しようとトランプ持参で参加される熱心な方も多く、質問には1人ひとり丁寧に答え、指導する薬師さん。楽しいトークを交えながらの見事な手品に会場からは感心の声があがっていた。
  さまざまな国へ支援物資を集めて届け、現地の人と交流しているピースボートのプロジェクト「UPA国際協力プロジェクト」。今クルーズ最初の届け先はベトナム、「ダナンストリートチルドレンズプログラム」と「フエ子どもの家」へ。届ける支援物資は、文具37箱、衣類5箱、楽器12とアコーディオン。
  まずこのたくさんのダンボールを、倉庫のある3階から7階にバケツリレーで運ぶ作業、そして紙袋に詰め込む作業まで。2時間の予定がなんと1時間で終わったのは、船内での呼びかけに本当にたくさんの方が集まって力を合わせた結果でした!
(来間友歌)
 両腕を挙げて、2拍子のリズムで右足と右手・左足と左手を一緒に運ぶ、これが阿波踊りの基本。シンプルだが、リズムが早くなると、初心者は手足が逆に出てしまう。
  しかし、「一かけ二かけ三かけて、しかけた踊りはやめられない。五かけ六かけ七かけて、やはり踊りはやめられない」という声がかかるたびに楽しくなってくる。しかも「有酸素運動」だから体にもいいという。楽しいだけでなく、船内生活でなまった体には、ちょうどよいエクササイズにもなる「阿波踊り」だ。
(高橋真由美)
   紛争地域から若者たちを招き、様々な問題についてワークショップをおこなったり船内講座を開いたりする「IS(国際学生)プログラム」。今回のクルーズにも世界各国のNGO等で活動する8名のISが乗船している。これから若者・女性・あるいは環境などの問題について、ワークショップを開く予定だ。
  今回は、そんなISたちと日本人参加者の交流会。自己紹介が終わると、参加者からは「乗船して1週間、自分が変わったと思うところはありますか?」など、次々質問が。最後は「みなさんお酒は飲めますか?」という質問が飛び、スポーツバーで交流会となった。ここでは、ISの名前と出身国を紹介する。
  ダナ・ベーダ(イスラエル)、ラマ・マリ(パレスチナ) 、アディティア・サーカール(インド)、アマン・アザール(パキスタン)、イリア・ガシ(セルビア)、ヤスミナ・オパルディア(ボスニア) 、エフィ・ガブリエル(キプロス)、ライアン・アムンドソン(アメリカ)。
(高橋真由美)
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