7月6日 パレスチナへ帰った理由〜ラマにとってのパレスチナ〜/ラナ・マリ(IS) |
難民キャンプに生まれ育ったというパレスチナ出身のIS、ラナさん。彼女の最初のプレゼンテーションでは、1948年、イスラエルが建国されてから今日までの経緯と現状、ブッシュ米国大統領が中心になってすすめている『ロードマップ』などについて語ってくれた。 |
「パレスチナ人は、ロードマップがパレスチナ人の人権を完璧に無視した内容であるにもかかわらず受け入れようとしています。
しかし、イスラエルは現在、ヨルダン川西岸やガザ・東エルサレム地区に分離壁を建設してパレスチナの地を4つに分割し、軍の検問所を至る所に置いて厳しく通行を制限しようとしています。分離壁によって我々の農地や水資源の半分以上はイスラエル側に取込まれてしまってどうすることもできず、水資源を巡る戦争ともいえる状態になっています。どうか分離壁の建設を止めるよう、イスラエルに圧力をかけてください。」
(本田千津子)
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7月6日のインデックス/41回クルーズレポートインデックス |