本日午前8時、約3ヶ月の旅を終えたオリビア号が無事、東京・晴海港に着岸。朝早い帰港にもかかわらず、たくさんの人が、3ヶ月ぶりの再会となる家族や友人を出迎えに訪れた。
また、船の右舷には、米・英が始めようとしているイラク攻撃に反対しようという参加者有志が船内で制作した、100平方メートルの巨大な段幕が登場。幕に描かれた「NO
WAR ON IRAQ−世界からの反戦の声」という文字がはためく上で、さまざまな国をめぐってきた参加者たちが「武力攻撃では何も解決しない。私は空爆に反対します」と次々にアピールした。
そして正午、オリビア号は最後の港・神戸にむかってゆっくりと出港。岸壁でも、「NO WAR ON IRAQ」の文字にこたえるように、多くの人が戦争反対を訴えるプラカードを掲げてオリビア号を見送った。
(久野良子)
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