第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
3月12日 船内トピックス
 参加者の上泰歩さんが企画した「やすほの地雷教室」。非人道的な兵器と言われる地雷の恐ろしさを話してくれた。
  高校3年の時、テレビ番組がきっかけで地雷について考えるようになったという彼女。この旅でもカンボジアを訪れ「何かしなくては」という思いがいっそう強くなった。
  なんと今年の夏、自転車で全国縦断し、各地で地雷教室を開きたいという。行動する姿勢が世界を変えていくのだと実感させてくれる、頼もしい姿だった。
(河地涼子)
 「知ること、出会うこと、行動すること」を指針として、エイズや地球温暖化、南北問題などをテーマにおこなわれてきた地球大学も、今日で終わり。
  手渡された修了証書には、帰国後の自分の目標を記入する欄がある。卒業生代表からも「自分たちの取り組みはここで終わりなのではなく、ここで学んだことを行動にうつしていく始まりです」という、力強い言葉が。
(河地涼子、藤森美里)
 近頃、船内ではあちこちで見られるこんな光景。これ、実は「お友達ノート書き」。帰国を間近に控え、1人でも多くの人の連絡先をとっておこうと、住所や電話番号・メッセージなどを交換しあっているのだ。
  中には、日本に帰ったら、船内でできた友達を訪ね歩きながら日本一周をしてみたいなんて人も。95日をともに過ごした仲間は、大きな大きな宝物だ。
(河地涼子)
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