アパルトヘイトが廃止されて10年近く。しかしいまも旧「黒人居住区」では、失業率が60%をこえるという厳しい状況だ。しかしそんな中、自分たちの力で地域を活性化していこうという人たちもいる。 ここでは、カヤリッチャ地区のクラフトマーケット、ニャンガ 地区の若者たちによる「PDP(Peace and Development Project)」を中心に、自分たちの力で地域を活性化していこうという人たちに出会った。いまだ続く「アパルトヘイト」の状況をあらためて知るとともに、旧「黒人居住区」の人たちによる新しい取り組みを見ることで、南アフリカの「可能性」を感じることができる1日になった。