船内ニュース
12月31日 紅白歌合戦
 日本の1年は、これがなければ終われない(?)ということでおこなわれた「洋上紅白歌合戦」。紅組・白組に分かれ、各9組ずつが出場した歌合戦はホンモノさながら。途中で応援合戦なども交えながらの、にぎやかな歌合戦となった。
 出場者は老若男女、本格派歌自慢から笑いを誘うものまね系までいろいろ。紅組トップバッターのグループ「ハイパーおニャン子」が歌うのは、ある一定年齢以上の人には懐かしい「セーラー服を脱がさないで」。制服姿で歌う、そのキュートなステージには、即席の親衛隊ができるほど。
 一見、居酒屋帰り?と思わせるようないでたちでの登場は、白組の「インターナショナル・ボーイズ」。GET(洋上語学トレーニング)の先生たちを中心にしたグループだ。芸達者ぞろいの彼ら、日本人をしのぐほどの「酔っぱらい日本人」ぶりが会場を沸かせた。
 全チームの歌披露後、会場の人達が紅白の勝ち負けを審査。紅組が勝ちと思うなら紅い紙を、白組と思うなら白い紙をいっせいにあげる。数えた結果は、紅組の勝ち!!
 最後は、会場の全員で歌う「蛍の光」。こんなところまでホンモノとそっくり。紙吹雪が舞う中、華やかに2002年は暮れていく。
(河地涼子)
12月31日のインデックスへ40回クルーズレポートインデックスへ