第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
12月19日 船内トピックス
 ベトナム出港の翌日。ピースボートスタッフ・中原大弐による企画「ベトナムロード2400km」上映会がおこなわれた。
 この映像は、何度かピースボートの水先案内人もつとめてくださっているフォトジャーナリスト・石川文洋さんが戦後16年経ったベトナムを訪れ、そこに暮らす人々の生活を中心に撮影したものだ。地図を使ったベトナム戦争の解説も加えながら、中原は「誰のための戦争なのか」「ピースボートは何故世界をめぐるのか」についても語った。
 「戦争でいちばん被害にあっているのは、政府ではありません。もっとも大きな被害を受けるのは、その国に暮らす人々です。にも関わらず、彼らの声はなかなか歴史の表舞台には出てきません。人々は国の政治体制や主義・主張に関係なく、自由に生きること、またささやかでも家族と幸せに暮らせることを望んでいるのです。だからこそ、現地に行ってその国の人々に出会い、彼らの現実を知ることが、平和への第一歩になると思います」。
(小林祥子)
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