船内ニュース
12月11日 出航式
 12月11日、オリビア号は予定より少し早めに神戸入港。ここから乗船の参加者が加わって、デッキを真っ直ぐに歩けない程の賑わい。そんななかで神戸出港式が行なわれた。
 出航5分前のドラが鳴って、甘酒で乾杯。乾杯の音頭をお願いした灰谷さんが甘酒をこぼして仕切り直すひと幕も。
 ピースボールのメンバーは日本国内で集めた1000個あまりのボールを世界各地に届けることと、寄港地でのサッカー交流をお約束。紫のユニホームをまくりあげた下には「平和蹴球(ピースボール)」と書かれた赤いTシャツ。でも、早すぎて誰にも読めなかったかも?
 大阪事務局が始めた「もみじの手(MMT)」は世界中の子供たちと手造り玩具などで遊びの交流をしている。1回めの目玉は船内で作ったお手玉でダナンの子供たちと遊ぶこと。
 アートで平和を伝えて行こうというプロジェクト、SPACE。広げ切れなかった特大フラッグを背に熱くアピール。今回はブラジルのポルトアレグレで行なわれる国際会議でパフォーマンスをする予定。
 華やかな着物姿で司会をしていたピースボートスタッフの山根優子も「行ってきまーす!」と絶叫。
  色とりどりのテープと街の夜景が見送る中、517名の参加者を乗せて96日間の旅が始まった。
(矢島 佐世)
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