船内ニュース
12月10日 出航式
 出航を祝い、港では「出航式」がおこなわれました。式では、出航を祝う「乾杯」や、これからクルーズを通じてさまざまな活動をおこなう各プロジェクトからのアピールが。お馴染みの「紙テープ」が舞う中、「行ってきます」「行ってらっしゃい」の声が飛び交う、にぎやかな出航となりました。
 まずは今クルーズでオリビア号の舵をとる、船長セルゲイ・ステファノフから、これから地球一周クルーズに旅立つ参加者に向けてメッセージが送られた。
  「みなさんようこそオリビア号へ。この船はこれからみなさんとともに旅する仲間です。思う存分楽しんで下さい。」
 出航を祝う「乾杯」の音頭をとったのは、作家であり、今クルーズの水先案内人でもある灰谷健次郎さん。
 灰谷さんはにベトナムまでご乗船いただく予定。この間、どんな講座がおこなわれるか楽しみだ。
 サッカーを通じて国際交流をおこなう「ピースボールプロジェクト」。今クルーズでは、日本全国から過去最高となる1037個のボールが集まった。このボールを世界各地に届け、サッカー交流をおこなう。
 これまでボール集めなどの活動に携わってきたボランティアスタッフからは「集まったボールと一緒に熱い気持ちも届けてきます!」とのメッセージが。
 「船」という特性を生かし、各地へ「援助物資」を届ける活動をおこなっている、「UPA国際協力プロジェクト」。今回は、南アフリカの音楽グループ「アフリカン・ユース・アンサンブル」に弦楽器を届けるほか、ベトナムやチリにも文房具やパソコンなどを届ける予定だ。
 ダンスや歌、手話、アートなどを通して、コトバの壁を越えた「平和のメッセージ」を伝える活動をしている「SPACE(Share Peace, Art, Culture, Energy)」。船内や寄港地で、様々なパフォーマンスをおこなう予定だ。
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