9月20日 エリトリアはじめの一歩 |
次の寄港地エリトリアまであと少し。そこでおこなわれた企画『エリトリアはじめの一歩』 は、日本人にはまだまだ馴染みのうすい国、エリトリアの紹介企画だ。写真は、エリトリア独立までをあらわした寸劇のワンシーン。
この企画では、エリトリアの歴史や言語、民族、 食べ物など、様々な側面からエリトリアが紹介された。この企画で、エリトリア寄港が一段と楽しみになった人も多いはず。企画中に紹介された中からいくつかをここでピックアップ! |
〈歴史/民族〉
イタリア語の『マーレ・エリトリウム(航海)』から名付けられた国、エリトリア。エリトリアは、イタリアや英国の植民地下に置かれ、また、エチオピアに強制併合されるなど、厳しい歴史をたどってきた。しかし、EPLF(エリトリア人民解放戦線)のゲリラ活動の結果、1993年に独立を果たした、アフリカの新興国である。
ティグリニア族をはじめ国には9つの民族があるが、お互いを尊重しあいながらうまく共生している。それは、種族は違えど、長い間独立のために戦ってきた仲間という意識があるからだという。
〈食べ物〉
エリトリアといえば『インジェラ』。テフ(ゴマに似ている)を挽いてこねて、発酵させて焼いた、クレープの様なもの。これとワット(おかず)を一緒に食べる。親しい間柄では、手で食べさせ合いもするらしい!
また、女性が代々受け継ぐ『コーヒーセレモニー』は、豆を煎ることからはじめて、長い時間をかけてコーヒーを楽しむもの。
〈特産品〉
おみやげというより特産品として紹介されたのは、『塩』『カゴ』『銀細工』の3つ。以前、エリトリアを訪れた経験のある方によると、塩はとても美味しいと大好評だったそうな。ただ、大きな袋でしか売ってないので、持って帰るには一苦労…だとか。
(関口裕美)
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