第39回ピースボート地球一周クルーズレポート
9月15日の船内トピックス
 水先案内人・後藤和夫さんによる企画『後藤塾』は、ピースボートの船上・寄港地で活躍する「メディア部門」を育てていこうという試みだ。
  「日本のメディアはNGOよりも、情報収集・状況分析などさまざまな面において遅れています」と後藤さん。目標はPNN(ピースボート・ニュース・ネットワーク)設立だそう。ジャーナリストを目指す若者たちが、真剣に耳を傾けていた。
(西野恵美)
 突然音楽が流れ出し、サリー姿の女性のダンスが始まりました。ケーララの隣町で働いているリシと、コーチンに滞在経験のあるニックの、「コーチン歩き方講座」。
 「コーチンは、オランダやイギリスなどの文化が通過した感じ。多文化が共存している。大都市にくらべてリラックスできる。歩き回り、インド人と触れ合ってほしい」とニック。
 「コーチンは熱帯雨林で緑が多く、人は親切であたたかい。魚介類が豊富。喫茶店がたくさんあり、チャイの飲み方は、1.ミルクを入れ、砂糖をたくさん入れる。2.レモンと砂糖と塩を入れる、の2種類がある」とリシ。 サリーの巻き方教室では、一枚の布を、リシがひだを付けながら女の子に巻き付け、なぜ男性なのに上手いのかと茶化される場面もありました。
(湯本美麗)
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