第39回ピースボート地球一周クルーズレポート
11月29日の船内トピックス
  3ヶ月間、洋上・寄港地で、英語やスペイン語のトレーニングに励んできたGETスチューデント。彼らによるスピーチコンテストが開催されました。
  3ヶ月前は挨拶もおぼつかなかった「初心者」から、「上級者」まで、それぞれの成果が披露され、ひとりひとりに大きな拍手が寄せられていました。「生徒」たちの熱心さには、先生たちが急遽「審査員特別賞」を新しく決めるほど。それだけ皆さん熱心だったということですね
(大瀬隆幸)
  無料GET講座も最終日の今日は「イングリッシュベースボール」というゲーム。ルールは簡単、英語の問いに英語で返すというもの。問題の難易度によって、「一塁打」から「ホームラン」までがあり、3回やって答えられないと「アウト」。ホームランが出ると大歓声もわき起こる、楽しい最終日となりました。
(西野恵美)
   「ちょいと伸ばせば、ちょいと伸ばせば、瀬田の唐橋…」これは、水先案内人として乗船された落語家の古今亭菊千代師匠の指導による『南京玉すだれ』の口上です。ニコニコしながら多彩なワザを繰り出していく師匠に比べ、総勢13名の「お弟子さんたち」は、慣れない手つき、でも真剣そのもの。1時間ほどで、5パターンのワザと古典的な口上などを楽しく教わりました。
(大瀬隆幸)
   いかだをつくって海に繰り出そうという企画が、シドニー出港後おこなわれてきました。さて、そのいかだもいよいよお披露目。4日間で完成させた「浪漫号」!みんな童心に帰って、いかだづくりに没頭した成果。さあ、あとはラバウルで、みんなを乗せて大海原に繰り出すまでのお楽しみ。
(宮崎祐)
   スタッフの山本隆による企画『過去の戦争・未来の軍隊(2)』。第二回のテーマは『「しょうがない」からの脱却』。
  日本が帝国主義へと 突き進む当時の状況から、満州事変・日華事変(日中戦争)や植民地政策など、自国を守るために日本が行ったことは『しょうがない』と言えるのか、という論点で進められた。
 「今の世界を見てください。『グローバリゼーション』という聞こえのいい言葉のもとで、実は『新植民地主義』 が進められているのです。この状況をどうとらえますか。私たちの未来が『しょうがない』とならない為にもどうしたらよいかを、各自が考えなければいけないのではないでしょうか」。
(関口裕美)
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