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ガラパゴス・スペシャル
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キューバから、4泊5日のオーバーランドツアー『ガラパゴス・スペシャル』。まずはハバナ、グアヤキルを経てガラパゴス諸島へ。
アンバサダー号という船に乗り込み、島々をまわる。独自に進化した動物や植物を間近に見ることの感動と共に、自然の厳しさと素晴らしさを感じたツアーとなった。
ガラパゴスのほとんどの島には、アンバサダー号の様な大きな船は接岸できない。そのため、『パンガ』と呼ばれるボートに乗り換えて、各島々に上陸する。15、6人乗りの小型ボートのため、波しぶきもけっこうかかる。でも、潮風がとっても気持ちいい〜。
ガラパゴス諸島には3種類のカツオドリが生息しているが、これはコバルトブルーの足が特徴的な、『アオアシカツオドリ』。カツオドリ類は人間が近寄っても逃げないので、こんなに近くに寄っていける。岩の上で鮮やかに映える青い色の足に、参加者たちもカメラ片手に見入っていた。
サンタクルス島には、ガラパゴスの生態を世界に紹介した生物学者・ダーウィンにちなんで『チャールズ・ダーウィン研究所』と名付けられた研究所がある。この研究所は、諸島全域に渡る調査、研究、保護を国立公園と協力しておこなっているという。
今となっては、野生の姿はなかなか見ることができない『ゾウガメ』にも、ここで会うことが出来る。想像以上に大きい、その貫禄ある姿には驚きの声が。
ガラパゴス諸島を訪れる団体は、国立公園に許可されたガイドと一緒でなければならないという規則があり、そのガイドと一緒に常に行動する。
専門知識もさることながら、みんなとっても陽気!楽しく、かつためになる話を聞くことができ、いつのまにか、参加者 みんなが「ガラパゴス博士」になっている!?
ガラパゴスクルーズ最後の夜。アンバサダー号船内では、お別れパーティーが開かれた。ここでは、ピースボートからの参加者たちも、手話つきで『花』を歌ったり、いろんな国からの乗船者たちと、『炭坑節』を踊ったり。ほかにも船のクルーやガイドさん達と踊ったり歌ったり、ガラパゴス最後の夜は楽しく更けてゆく。
(関口裕美)
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