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ガウリム村で交流
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500以上ともいわれる民族が暮らす、パプアニューギニア。その中のひとつ、バイニング族と交流した。ラバウルの港から熱帯雨林を抜け、彼らの暮らすガウリム村へ。村では、彼らと一緒にスポーツ交流や文化交流。言葉は通じなくても、とびきり仲良くなった交流だった。
港から村まではこのバンで……ところが、雨の影響で、行く手に深い水たまりが。こんなに水につかってしまって大丈夫か?しかしなんとか乗り切ることができて、乗ってた方も見守ってた方も、ホッとため息。
いよいよガウリム村に到着。彼らは、いろいろなお面をかぶったり草を被ったりして、独特の踊りをいくつか披露してくれた。
これは「シンシン」というパプアニューギニアの伝統的なダンス。被っているお面は、「精霊」をあらわしているという。民族によって、この装飾やダンスは異なっており、ガウリム村のそれは、数あるシンシンの中でもっとも美しい、という説もあるほどだ。
シンシンの後は、ピースボートからこの日のために練習した「南中ソーラン」。漁師を模したこの踊りに、村の人の中には一緒に踊り出す人もいるほど。やっぱり、踊りや歌は国境を越える。
これは「馬とび」。こんな単純な遊びにも、子どもたちをはじめとする村の人たちは大喜び。10人の馬を連続で跳んだときには、大きな歓声が上がった。30分という短時間でのスポーツ交流だったが、バレーボールやサッカーをして、おもいっきり楽しんだ。
(宮崎祐)
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