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ラパヌイの若者達と交流
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モアイを見学し、島の美しい自然に触れたあとは、島で唯一の集落・ハンガロア村へ。島の伝統的なダンスを伝えていこうというダンスグループ「カリカリ」の若者たちと一緒にスポーツ、ダンスをしたり、ご飯を食べたり。「観光客を呼びながらも、ラパヌイの文 化を守っていきたい」という若者たちとゆっくり話すこともできた。
イースター島といえば基本中の基本、モアイ。これは「アフ・トンガリキ」と呼ばれるもので、ずらっと15体も並んでいる。その前で同じように並んで記念撮影をした。どれぐらいモアイが大きいか、わかります?
民族舞踊グループ「カリ・カリ」は、ラパヌイの伝統的な文化を大切に守り伝えていこうという若者たちが集まって結成されたもの。お昼ご飯前に彼らとスポーツを楽しんだ。言葉は通じなくとも、スポーツは共通。綱引き、ドッジボールでお腹はペコペコ。
「クラント」とは、肉や野菜を鍋に入れたりバナナの皮でくるんだりして、土中で蒸し焼きにした、ラパヌイの伝統的な料理。上にかぶせたバナナの皮を取り、少しずつ見えてくる料理から立ち上るおいしそうなにおいに、歓声があがる。繊維がほぐれるほど柔らかい肉と甘いサツマイモ、サラダ、サツマイモのもちもちしたケーキに大満足。
「カリ・カリ」の伝統的ダンス。太鼓と弦楽器が奏でる音楽、歌などに合わせて、鳥の羽飾りなどがついた衣装で踊りを見せてくれた。参加者たちもダンスを習い、恥ずかしながら共に踊る場面も。そのあとは、ピースボート側から「ふるさと」合唱や炭坑節を披 露。短い時間ながらも、ラパヌイ文化とそれを守っていく人たちと仲良くなれた、充実の1日だった。
(小松美香)
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