ティエラ・デル・フエゴ国立公園とビーグル水道
世界最南端の国立公園であるティエラ・デル・フエゴ国立公園、そしてビーグル水道の2つを楽しむという欲張りなコース。ティエラ・デル・フエゴ国立公園でSL「世界の果て号」に乗ってパタゴニアの風景を楽しみ、ビーグル水道をクルーズ船で遊覧。珍しい動物たちとも出会うことができた。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園の敷地内を走るSL「世界の果て号」。
ウシュアイアはもともと「監獄の町」として発展したところで、このSLも、受刑者たちの手によって建設されたという。車窓から見えるのは、パタゴニアの自然風景。参加者の中からは「SLが懐かしい」という声も。
北は北米大陸・アラスカから続いている道路の終着点がここ。看板には「アラスカから17,848km」の表記。改めて「アメリカ大陸最南端」を感じた一同。
クルーズ船に乗り、ビーグル水道の島々を遊覧。
美しい景色とともに、島に生息する、マゼラン鵜やあざらしをとても近くで見ることができ、船があざらしのコロニー(住み処)に近づいた時は、大きな歓声が。
ウシュアイアの歴史がよくわかる「世界の最果て博物館」へ。
先住民族であるヤマナ族が使っていたという矢じりなどの道具や、ビーグル水道に生息する動物のはく製が展示されていた。館内入り口では、最南端の証明であるスタンプを押してもらえる。
現在は博物館となっている監獄。中の監房がそのまま展示室になっていて、当時のままの囚人服を着た人形などが展示されている。
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