国名
ケニア共和国 (Republic of Kenya)

ことば
スワヒリ語のほか、それぞれの部族がおのおのの言葉をもつ。  
・歴史
 15世紀ごろから、アラブ国家、ポルトガルなどの支配を受ける。18世紀には、モンバサ港がインド洋沿岸や西アジアなどへの「奴隷積み出し港」として栄えた。20世紀にイギリスの直轄植民地となり、2万人以上が逮捕されるなどの激しい独立運動を経て、1963年に総選挙、英国領内の自治領として独立。翌年、共和制へ移行した。
 サファリの国立公園がヨーロッパなどからの観光客を集めるいっぽう、国内での貧富の差は非常に激しい。また、近年はエイズの蔓延も大きな問題となっており、人口の1割近くが感染者だともいわれる。

キャンピングサファリ
広大な面積を有するツァボ国立公園。公園の中にテントを張って、満天の星空の下でキャンプファイヤー。泊まりがけでライオン、シマウマ、象、キリンなど様々な動物たちと出会ってきた。明け方、キャンプ場にライオンが接近し、冷や汗をかく一幕も。全てがスケールの大きい「アフリカ」を全身で感じる2日間だった。

体験 アフリカン・ミュージック&ダンス
とびきりカッコいいアフリカン・ダンスを、現地の人たちから直接習おうというコース。
午前中は、障害者訓練施設「ボンボルル・ビレッジ」を訪問。足にハンディキャップを持つ人たちが、木彫りのアクセサリー作りや革製品の製作などをしている作業場を見学した。
ランチを食べながらダンスを見せてもらって、いよいよ男性と女性に分かれてダンスレッスン開始。男性はジャンプもたくさん入った激しいダンス。女性は男性ほど激しくはないが、なまめかしい腰の動きについていくのはなかなか難しい…。
最後は男性も女性も一緒に輪になってダンス。「熱い」ケニア、そしてアフリカにふれた1日でした。
(本田奈美子)

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